DEFEATED HEROINES Vol.11
■作品背景
暗闇の中、重たく湿った空気が立ち込める廃工場。
壁に刻まれた呪符はすでに効力を失い、巨大な触手がうごめく呪霊達の巣窟と化していた。
呪霊は野薔薇を見下ろし、粘液に覆われた触手を大きく振りかぶる。
その瞬間、地面を割るような轟音と共に触手が襲いかかった。
野薔薇は軽やかに横へ跳び、釘を空中に投げ放つ。そして槌を振り抜き、宙に浮いた釘を呪力で撃ち出した。
鋭い釘は音速で呪霊の触手に突き刺さり、黒い血飛沫が舞い上がる。
呪霊は怒りに満ちた咆哮を上げ、複数の触手を野薔薇に向けて放つ。
その動きは速く、しなやかで、逃げ場はなかった。
「くっ……！」
瞬時に野薔薇は槌を盾のように構え、迫る触手を受け止める。
しかし、圧倒的な力に弾き飛ばされ、鉄骨に背中を叩きつけられた。
「……まだ、終わりじゃない！」
立ち上がろうとした瞬間、呪霊の触手が地面から湧き上がるように絡みつき、野薔薇の足元を拘束する。
「なっ！？」
呪霊は不気味に震え、呪力が空間に満ちていく。その瞬間、空間が歪み、呪霊の触手が辺り一面を覆い尽くした。
「領域展開――『触粘淫堕孕獄』」
視界が闇に包まれ、耳元には粘着質な音と不気味な蠢きが響く。
触手に覆われた異空間――そこは生きた牢獄のようだった。
「ここ……は……？」
冷たい粘液が床を這い、壁は脈動している。
次の瞬間、四肢が触手にがっちりと拘束され、野薔薇は身動きが取れなくなった。
「くっ……離せっ！」
さらに呪霊の呪力が野薔薇の衣服に浸透し、無理やり競泳水着へと変えられていく。
その水着は肌にぴったりと張り付き、まるで第二の皮膚のようだった。
戦闘には不向きなほどに露出が多く、ハイレグ仕様の大胆なカットは、腰から太ももにかけて鋭く切れ上がる。
背中は大きく開いており、肩甲骨が露わになっていた。
光沢のある素材は粘液で濡れ、薄暗い空間の中で不気味に妖しく輝いている。
「……な、何これ！？ ちょ、ちょっと待って！ なんでこんな格好に……！？」
触手はじわじわと締め付けを強め、野薔薇は顔を紅潮させた。
「ふざけてるの？ 呪霊のくせに、こんな……っ！」
呪霊は低く唸り声をあげ、満足げに野薔薇を見下ろした。
「……くっ、冷静になれ……こんなことで動揺してどうするのよ！」
野薔薇は歯を食いしばり、その目は絶望の淵でも決して折れなかった。
「打ち破る……この領域ごと！」
■作品情報
本作品はStable Diffusionを使用したAI生成画像のCG集になります。
既にBoothやGumroadで販売している作品の総集編となります。
画像形式: JPG
画像解像度: 2048×2048
画像総数: 計30枚
▼収録作品
1.「Nobara Defeated – 20240706」 – 画像: 15枚
2.「Nobara Pregnant – 20240707」 – 画像: 15枚
